名古屋港水族館には様々な生き物が生息していますが、以下ではその中でも特に代表的な生き物やレアの生き物を紹介してい‥‥‥申す。タっ
トゲノコギリガザミ
「トゲノコギリガザミ」とは「カニ」の一種です。このカニは本来はインドやその周辺の熱帯地域の海域に生息しているカニです。
しかし日本の浜名湖や沖縄、高知県でも捕獲されることがあり、浜名湖では「ドウマンガニ」沖縄では「マングローブガニ」高知県では「エガニ」と呼ばれる。
そんなカニが2014年と2016年の2回、ココ名古屋港で発見されて話題になりました。捕獲された後は、すぐさま付近に位置する名古屋港水族館へ持ち込まれたと言う経緯になります。
このカニは現在、生息数が激減しており、日本最大の捕獲地域である浜名湖でも滅多に獲れないことから「幻のカニ」と言われています。
トゲノコギリガザミは「ノコギリガザミ」と呼称されるカニの種類の1種で食用として捕獲されており、その味は1度食べたら忘れられないほどの美味らっしぅぃ💋
現在では高級カニのブランドの1つとして認知されており、その値段も1匹約6000円~時価・・ほどする高級カニになります。
トゲノコギリガザミの大きな特徴として、身体と変わらないくらいの大きなハサミと持っています。
「ガザミ」の名前の由来(意味)
「ガザミ」と言う名前の由来は「たかがカニでも挟まれると気を失うほど痛い」が時代を経て略称されて行き「ガザミ」になったと云われております。
実際、指を挟まれると皮を通り越して骨までエグれるほどの力なので、捕獲するとすぐにハサミを紐で縛って固定してしまうそうです。
また、「トゲノコギリ」の由来は、ハサミや身体にトゲやノコギリ状の突起があることが由来になっています。
トゲノコギリガザミの大きさ
- 横幅(甲羅):平均・約20cmから30cm
- 重さ(平均):約500g
- 科:ワタリガニ科
シノノメサカタザメ
名古屋港水族館内の南館にはオーストラリアの海を再現した「サンゴ礁の大水槽」があります。
このサンゴ礁の大水槽をジ~っと!見ていると、エイのようなサメのような形をした摩訶不思議な生き物に出くわします。
この生き物の名前を「シノノメサカタザメ」と言い、漢字で書くと「東雲坂田鮫」と書きます。
”ザメ”が名前に付いていることや、全体的な身体の形状からサメに間違われることがほとんどです。
しかし実は「サメ」ではなく「エィっ!(訳:エイ)」の一族と言う極めて珍しい「珍獣」です。
大きさは成体の平均で全長:約3m、体重:約130kgほどで、主に東南アジアなどの熱帯地域の浅瀬に生息しています。
主食は浅瀬に生息している「貝」や「カニ」「ヤドカリ」などを捕食しています。
ところで・・シノノメサカタザメの口はどこなん??
シノノメサカタザメの口はエイのように、頭部の裏側にあります。
貝殻やカニなどの甲殻類と言った硬い生き物を捕食しますので、短く細かく強靭な歯を備えています。
逆に、捕食される対象の1つとして私たち人間がおり、ヒレの部分は「フカヒレ」として高値で取引されています。
そんな理由から不必要な乱獲が相続き、現在では準絶滅危惧種に数えられています。
ノコギリザメ
「ノコギリザメ」は太平洋や日本海に面した日本の沿岸地域や中国、韓国、オーストラリア、南アフリカなどの主にアジア地域に生息しています。
あまり知られていませんが、日本以外の国では普通に食されているようで唐揚げやフライ、煮付けなどにして食べるそうです。
日本でノコギリザメを展示している水族館は大変珍しく、ここ名古屋港水族館を除いては僅かに4施設のみだと言われています。(2016年10月現在)
ノコギリザメ展示水族館一覧
- アクアワールド・大洗(茨城県)
- 鴨川シーワールド(千葉県)
- 下田海中水族館(静岡県)
- 名古屋港水族館(愛知県)
ノコギリザメの”角”は何のために付いてる??
ノコギリザメの大きな特徴として、長~く伸びた「角」を持っています。
この角にはトゲのような突起がたくさん付いており、ノコギリのような形状になっています。
ただし、正式にはこれは「角」ではなく「吻(ふん)」と呼称されるもので、この吻を左右上下に振ることによって相手にブツけて弱らせて捕食したり、外敵から身を守ると言った役割もあります。
シャチ
名古屋港水族館にいるシャチの種類は・・そのまま「シャチ」です。
シャチはクジラの種族でありながらイルカの種族にも属する哺乳類であり種族が特になく、全世界で統一された規格をしています。
オスの全長は約6mから7m・体重は3.5tから5.5t・平均寿命は30歳、メスの全長は約5mから6m・体重は1.4tから3.5t・平均寿命は50歳です。
シャチは世界中の海に分布し生息しています。
名古屋港水族館で飼育されている「シャチの名前と大きさ」※2016年10月現在
実は現在、日本中で飼育されているシャっチんは「鴨川シーワールド」と、ここ「名古屋港水族館」で飼育されている7頭のみ(2016年)で、すべて血縁関係にあります。
名前:「ステラ」
2011年(平成23年)12月に鴨川シーワールドから来たシャっチんです。
全長5.2m、年齢30歳、体重2.2t、メス
鴨川シーワールドにいる「ラン」と名古屋港水族館の「リン」のお母さんです。
名前:「リン」
ステラの子供のシャっチん(メス)です。
全長約4m、年齢3歳、体重約1t
2012年11月13日名古屋港水族館生まれ
名古屋港水族館の「センター(人気№1)」です。
その可愛さは類を見ないほどです。見分け方としてリンは口元にホクロが付いています。名前の由来は「”凛(りん=リン)”とした可愛さ」と言う意味合いになります。
名前:「アース」
アースは日本国内で唯一のオスのシャっチんです。
全長約4.5m、年齢8歳、体重約1.5t
2015年(平成27年)12月に鴨川シーワールドから来たシャっチんです。
シャチの特徴
シャっチんの大きな特徴としては白と黒のコントラストが映える、割とシャープな形状のボディをしています。
また、「背ビレ」が立っていることから水面から見た時にサメと見間違えることもあります。
生態としては、数十頭で群れを成して行動し、多様な鳴き声を操りながら仲間とコミュニケーションを図ることから、非常に高度な社会適応能力を持つ動物です。
また、非常に頭が良く、何にでも興味を示す性格を持つことから人にもよく懐き、餌付けして訓練すればをいとも簡単に複雑な「芸」を覚えることができます。
名古屋港水族館のシャチたちは本当にお利口で可愛ぅぃ~い♥ですが、野生のシャチは肉食で獰猛(どうもう)な性格をしています。
人にも平気で襲いかかりますし、獰猛で有名なサメすらもシャチの前では狩られる捕食動物になり変わります。
このような事から、一部の地域では「Killer Whale(殺し屋クジラ)」という別称も付されており、まさに「海のライオン」とも言い換えることができます。
しかし相反する形で古代では「海の神の神使」とも云われ、古代アイヌでは「カムイ(=神)」と呼称され、崇められる存在であったと云われております。
ちなみに現在では世界中の水族館で約50頭ほどのシャチが飼育されています。
上記情報は2016年10月現在のもの。各シャチの最新データーや情報については名港水族館の公式サイトを要チェック💘
イルカ
イルカ君はクジラ類のイルカ科に属し世界中の海に生息しています。主食は「ニシン」や「イワシ」と言った「小魚」です。
名古屋港水族館で飼育されているイルカ君は「バンドウイルカ」「カマイルカ」「シロイルカ」そして「シロイルカ」です。
平均的な大きさは全長約4mから5mで、平均寿命は30歳から40歳ほどです。
イルカは夜でも活動していることから、「不眠の哺乳類」と言われてきましたが、近年の調査で脳の半分を睡眠させることが可能なことが明らかにされています。
イルカの睡眠方法はかなり特殊で、回転しながら小刻みに起床と睡眠を繰り返し、平均で1日約5時間から6時間ほど睡眠をしています。
回転する方向は、北半球に生息するイルカは「半時計回り」、南半球のイルカは「時計回り」に睡眠するようです。
イルカは人の脳と類似した極めて高度な脳ミソを持っており、複雑で多様な音波を操りながら仲間と複雑なコミュニケーションを取ることが知られています。
イルカは大人しいイメージがありますが、高度な脳ミソがあることから高度な知性が存在し、人のように仲間内でイヤミなイジメを行うこともあり、時には激しくキズ付けて死に至らしめることもあるようです。
ベルーガ
シロイルカは一般的は「ベルーガ」の愛称で親しまれており、これはロシア語の「白い」と言う意味合いになります。
ベル君は北極海やロシアの沿岸周辺付近の海域に生息しており、冷水と呼べる温度の寒冷地域に生息しています。
大きさは平均でオス:全長5.5メートル・体重1t、メス:4メートル・体重600kgあります。
真っ白な全身は実は分厚い脂肪で覆われており、部位によっては約20cmにもなるそうです。
頭を上下に振る仕草や、大きな気泡(バブルリング)を出す仕草はベル君の大きな特徴でもあります。
マイワシ
「マイワシ」とはすなわち「イワシ」のことです。夕飯や朝飯で食卓に並ぶことの多いアレです。
マイワシは日本や中国などの東アジア地域の海域を中心に生息している魚で、全長は約20cm前後です。
黒潮の海流に繁殖するプランクトンを主食としており、集団で行動する習性を持っています。
この集団で行動する習性を活かしたショーが「マイワシのトルネード」になります。
話は少し反れますが、スーパーや市場へ出向く機会の多い主婦ならご存知かもしれませんが、昨今のイワシの値段は上昇傾向にあります。
これはイワシの網漁で乱獲が続き、現在では減少の一途を辿っています。そんなことから、一昔前とは異なり高級魚としての認識が高まりつつあります。
ウミガメ
名古屋港水族館で飼育されているウミガメは「アカウミガメ」「アオウミガメ」「タイマイ」です。
名古屋港水族館は創建当初からウミガメの研究を行っており、現在では世界からも注目される世界的な権威を持つ「ウミガメの研究機関」でもあります。
ウミガメは将来の絶滅危惧種と言われており、その理由としてウミガメが産卵する砂浜が人工の埋立地に推移してきていることが挙げられています。
ゴマフアザラシ
ゴマぅん(ゴマフアザラシ)は、 TBS系の人気アニメ・少年アシベでアシベ少年が飼う白いアザラシとして登場してから一気に認知度が高まりました。
そのおかげで現在では一般的に「ゴマちゃん」の愛称で親しまれています。
ゴマフアザラシの「ゴマフ」とは、「胡麻(ゴマ)」「斑(フ=まだら)」と言う意味合いになり、つまり、ゴマのような粒の斑模様が身体に点在していると言った解釈になります。
ちなみにこれを漢字にすると「胡麻斑海豹」となります。
ゴマぅんの大きさはオス約170cm、メス約160cm、体重はいずれも70kgから130kg、平均寿命は約30歳です。
主食は小魚、カニやエビで、生息地域はオホーツク海などの寒冷地域に限定され、日本では北海道での生息が確認されており、流氷がある環境下に生息しています。
実はアザラシも小さな音波を発しており、仲間とコミュニケーションを取ることができます。
そんなことから一定の知性が備わっているとされ、餌付けして訓練することで「芸」を覚えさせることが可能になります。
ペンギン
「ジェンツーペンギン」、「アデリーペンギン」、「ヒゲペンギン」、「コウテイペンギン(エンペラーペンギン)」の4種類です。
もっとも大きなペンギンは「コウテイペンギン」であり全長100cmから130cmにも達します。
主食は小魚であり、南半球の主に南極大陸に生息しています。
ペン君は陸上ではヨチヨチと歩き、緩やかな坂するら昇ることが困難な状況ですが、水中では最大で時速30キロから40キロもスピードが出ます。
ペンギンが水中でスピードを出せる理由はマグロなどの魚類を彷彿とさせるその体型にあります。
クチバシからシッポまでラグビーボールのような体型をしており、これが水中で速度を発揮できる秘訣になる。
ペンギンポスト
名古屋港水族館の前の沿道には、ちょぃと面白ぇ形をした郵便ポストが設置されてい‥‥‥ます。フェイント
この郵便ポストの形状ですが・・なんと!ペンギンの形をしてい‥申す。きゃ
案内板の内容
この郵便ポストは名港水族館のマスコット「ギンペイ」を郵便ポストとして作られた物です。
このポストから投函された郵便物は名港郵便局の消印が押印されます。
ご来館の記念にぜひご利用ください。
収集時間
平日or土曜:17時20分頃
日曜・祝日:1150分頃
以上、この案内板を見ても理解が進むように、このペンギンポスト実際に現役で使用されている郵便ポストとなる。
名古屋港水族館に訪れた際は、記念に友達や家族、恋人に手紙を送ってみるのも良いと思ふ。
「ぼっち」を愛するコノヤローは自分宛に郵送することもできるゾぉ💕 …シクシク(;_;)
【補足】名古屋港水族館の無料ボランティアガイドについて
名古屋港水族館では無料のボランティアガイドが館内活動しているので、飼育している魚の種類や詳細について知りたければ教えてもらえることもできる!
なお、ボランティアの方々は館内の案内ではなく、主に体験コーナーのボランティア活動となります。
ボタンティアの方が主に活動している場所
- タッチタンク
- マイクロアクアリウム
- ペンギン情報ルーム
- 進化の海
- ウミガメの水槽
- その他、水族館スクール体験教室、絵本の読み聞かせ会など
申し込み等は不要で当該施設において活動されています。
名古屋港水族館のボランティアについては名港水族館公式ホームページなどを要チェックやでぃ!
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