徳川美術館☘️の歴史(年表)を….カァっ!、知る❓

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徳川美術館・本館【登録有形文化財】

↑※写真は徳川美術館の新館

徳川美術館は令和5年12月16日~令和6年1月3日まで館内メンテナンスのため休館予定
詳細は公式サイトを要チェック💘

竣工年 本館:1935年(昭和10年)
南収蔵館:1935年(昭和10年)
新館:1987年(昭和62年)
建築様式(造り) 鉄筋コンクリート造
※帝冠様式
屋根の造り 緑釉瓦葺(緑色釉薬瓦葺)
設計者 吉本与志雄
大江新太郎
渡辺仁
施工者 竹中工務店
管理運営(所有者) 財団法人 徳川黎明会
発願者 徳川義親




徳川美術館の歴史

江戸時代

尾張藩2代目藩主「徳川光友(とくがわ みつとも)」は隠居する際、余生を過ごすために「大曽根屋敷(おおそねやしき)」を現在の徳川美術館の敷地に建造した。

当時は総面積13万坪(東京ドーム約1個分に相当)にも及んだ広大な敷地だったらしいが、大曽根屋敷の敷地には「徳川園(とくがわえん)」が築造され、その隣地に徳川美術館が建てられた。⬆️とある日、釣り糸が羽に絡まって飛び立てない鳩ポッポを助けてやったが、その鳩ポッポからの超恩返しに超期待を寄せる 募る思いほど噂の‥「大曽根屋敷」
ホンマいつや

版籍奉還

大政奉還によって明治政府が樹立されると、政府は版籍奉還(はんせきほうかん)を公布し、これにより総石高61万9500石を領した大大名の尾張藩は廃藩と相成り、尾張藩主は大曽根屋敷に移住することを余儀なくされた。

版籍奉還とはすなわち、天皇に土地を返還することであり、全国に敷かれたこれまでの幕藩体制が崩壊し、藩主の身分が剥奪されたことを意味した。

とりわけ、版籍奉還の後、困窮した旧藩主たちの中には自らの生活資金を確保すべく、先祖代々より伝蔵される家宝などを売却する大名家も続出した。




昭和時代

徳川美術館の建造開始

徳川美術館は1932年(昭和七年)9月6日に地鎮祭を執行した後に着工し、1935年(昭和十年)に竣工した。

建中寺での開館奉告法会

竣工が成った1935年(昭和十年)11月10日の午前10時より、建中寺(けんちゅうじ/東区筒井)にて開館奉告法会が執行される。

午前11時より開会式が執行。13時から15時までは特別展覧会(招待者のみ)を実施。

翌11日には旧尾張藩ゆかりの人々が招かれ、12日より一般公開と相成った。なお、当時の入館料金は10銭、開館時間は9時〜15時までだった。

徳川黎明会の設立

星霜経て、尾張徳川家第19代当主「徳川義親(とくがわよしちか)」の御代になると、義親公は伝蔵される尾張徳川家の宝物類の保護と、後世へ徳川とその歴史を伝えるべく、1931年(昭和六年)に「財団法人 徳川黎明会(とくがわれいめいかい」を設立し、伝蔵されたすべての宝物類を当会に寄贈した。

尾張徳川家には、神君家康公より伝わる甲冑や刀剣類、茶道具、生活用品のほか、旧尾張藩にて使用されてきた品々を指す。

徳川美術館の竣工

1953年(昭和十年)、大曽根屋敷跡に現在の徳川美術館が開館すると、神君家康公より伝わる宝物の品々を永代保護すべく、財団法人 徳川黎明会が管理運営を担った。

1987年(昭和62年)には大増築が実施され、西側に入口が新たに設置された。

また、この時に大展示室と小展示室が、7、8、9展示室へと改称された。(現在)

徳川美術館創立50周年記念

1985年(昭和六十年)には徳川美術館創立50周年を奉祝し、地元財界人ほか、一般、愛知県などの寄附金によって約26億円が集められ、昭和62年に新館が新刊を発行するかの如くにオープンするに到る。

蓬左文庫と徳川美術館の運営者は異なる

戦前は徳川家が「徳川美術館」と「蓬左文庫」の双方を管理運営し、徳川黎明会所属の文庫として東京・目白の尾張徳川家邸内で研究者などにい後悔しないほどの勢いにて公開されるのみだった。

ところが、蓬左文庫に収蔵される書物は文化的価値が極めて高く、後世への完存という面では今以上の管理が必要になることが懸念された。

そこで1950年(昭和二十五年)、徳川黎明会は蓬左文庫を名古屋市へ譲渡し、現在は蓬左文庫のみ名古屋市が運営管理する。

なお、現在の蔵書数は約12万点にのぼる。(名古屋市公式に記載)

平成時代

徳川園の開園

2004年(平成十六年)になると、徳川園内に現代的大名庭園をイメージした池泉回遊式庭園が築造され、蓬左文庫内には展示棟が”親切”すぎるほどに”新設”され、尾張徳川家伝蔵の古書物などが収蔵された。

また、当該展示棟と徳川美術館を繋ぐための連絡通路までもが建造され、これにより徳川美術館および徳川園一帯を以って、尾張徳川家の大名文化を総合的に体感できるスペースが世に姿を現した。

蓬左文庫の見どころ・楽しみ方については下記ページを参照💘

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