三種の神器である草薙剣を祀る神社として有名な愛知県名古屋市熱田区にある熱田神宮。
主祭神は熱田大神です。
熱田大神とは、御神体・草薙の太刀に宿る神霊、いわゆる神様の分神のことです。
草薙の太刀に依る神様は、熱田神宮の見解では天照大御神とされています。
しかし、草薙の太刀と関わりの深い日本武尊を神格化させて、お祀りしていると言う説も残っております。
そして何より、熱田神宮は伊勢神宮に次ぐ権威ある神社とされています。
ところで・・厄払い(お祓い)とは?
熱田神宮では、一般客の厄払い(お祓い/厄落とし)も随時受け付けをしています。
本厄は数え年で男性は25歳・42歳・61歳。女性は19歳・33歳・37歳になります。
ちなみに本厄で最も危険な年齢とされているのは、男性は42歳、女性は33歳とされています。
前厄、後厄を含めてぜひ厄払いされることをお勧めいたします。
厄払いには、今ふりかかっている不幸や災難を取り除き、状態をよくする効果があるとされています。
まったく厄払いをしない人もいますが、しておくと気持ちの整理ができます。
今回は、そんな厄払いについての諸注意を3つお伝えしていきます。
熱田神宮での厄払いのときの服装
厄払い(お祓い)の時の服装について悩まれる方がいますが、常識のある社会人の格好で充分です。
男性は基本的には黒系のスーツです。
女性も紺や黒系などの地味目の色のスーツやワンピースになります。
子供の服装はブレザーなどの入学式に着ていくような清楚な格好が好ましいですね。
お祓いの後は、神職の方と接する場面もありますので、派手な格好は避けるのが一般的です。
熱田神宮の厄払いの所要時間
熱田神宮での厄払い(お祓い)の時間は、実際に社殿に入り、祝詞が始まってから終了するまでは集まった人数にもよりますが、20分前後くらいになります。
内容としては、神主が祝詞をあげ、そのなかで住所や個人名を読まれます。
他の神社とは異なり、神様へ捧げる「舞の披露(お神楽)」を奉仕する様子を見たりすることもできます。
最後に「玉櫛(たまぐし)」を奉納し、厄除けセット(縁起物)を授かったら終了です。
ギリギリの到着だと慌ただしくなりますので、前後1時間をみたほうがよいでしょう。
熱田神宮の厄払い(お祓い)の予約方法
熱田神宮の受付で直接申し込みをします。
厄払いの祈祷の受付はお守りを販売している場所の裏手で、御朱印をいただく場所の隣になります。
受け付けの時間は午前8時30分から午後4時までです。
ちなみに厄払いが混み合うのは、一般的に1月7日から2月4日までです。
一年の厄を払うわけですから、なるべく早く厄払いをしておいたほうがいいでしょう。
熱田神宮の厄払いの料金(初穂料)
受付をする際には奉納する金額の確認があります。
六千円、八千円、一万円の三種類です。
納める金額によって最後に授かることのできる、厄払いの縁起物に違いがでてきます。
厄払いの効能とは直接は関係がありません。
ようは気持ちのもんだいですね。
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