熱田神宮・内天神社

スポンサードリンク

熱田神宮・内天神社

熱田神宮・内天神社

社格

  • 熱田神宮・末社

熱田神宮内天神社の読み方

「内天神社」は「うちてんじんしゃ」と読みます。

熱田神宮・内天神社の歴史・由来

熱田神宮・内天神社に訪れると分かりますが、内天神社にはなんと!社殿がありません。

御垣に囲まれており、戸口(門)だけが前方にあるだけです。

御垣の内側には榊の木が自生しています。

おそらく、この榊の木が寄り代となって、御神木として神様がお宿りになっているものと思われます。

熱田神宮には「内天神」と「外天神」がある?

すでに、お気づきの方もおられるとは思われますが、熱田神宮には「内天神」と「外天神」があります。

「外天神」とは、菅原道真を神に祀る「菅原社」のことを指しまする。

熱田神宮に「内天神」と「外天神」がある理由とは?

熱田神宮に「内天神」と「外天神」がある理由については不詳とされてい‥‥ますが、内天神は「少彦名命」を奉斎することから病気平癒、医学向上・発展の社、外天神には菅原道真公を奉斎することから、学問の向上、合格祈願の神という解釈になりまする。




熱田神宮・内天神社の御祭神「少彦名命」

少彦名命(すくなひこなのみこと)とは、一般的には医薬の神、酒造の神として知られてい‥‥‥申す。

少彦名命はその昔、大国主大神が国造りをする時に力を貸した一寸法師のような小さな神様です。

「古事記」では、海の遥か彼方にあるとされる常世の国からやってきたと云われます。

体が小さくて性格はわんぱく、蛾の皮でできた服をきており、「ガガイモ」という植物できた小さな舟を持っているそうです。

少彦名命薬の町・大阪道修町「少彦名命神社」の絵馬より

そして、自慢の小さな船に乗り込み、波に揺られながら島根県の松江のさらに右端に位置する港「美保崎(みほのさき/=美保関)」にたどりついたという説がありまする。

御祭神「少彦名命」の祖先

少彦名命は、出雲の「高皇産霊神(たかみむすびのかみ)」の御子神と云われます。

高皇産霊神の娘は、天照大御神の御子神である「天忍穂耳命(あまのおしほみみのみこと)」と結婚したとされ、少彦名命と天照大神は親戚関係にあることが分かります。

少彦名命は見た目が小さく、葉っぱの船に乗ってくる姿を想像すると、「一寸ぼうし」や「おやゆび姫」のようなイメージを想像してしまいまする。

しかし、「蛾の皮でできた服」というのはちょっと不気味な感じがするのだが、なぜまた「蛾」なのか?

いったい、どんな服なんでゴザんしょ。オホっ

熱田神宮・内天神社の場所(地図)

熱田神宮・内天神社は、大幸田神社の南側に位置します。
内天神社は社殿がないのが特徴で、回りを垣に囲まれた内に、楠の木があります。

スポンサードリンク -Sponsored Link-


当サイトの内容には一部、専門性のある掲載がありますが、これらは信頼できる情報源を複数参照して掲載しているつもりです。 また、閲覧者様に予告なく内容を変更することがありますのでご了承下さい。