熱田神宮・ならずの梅

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熱田神宮・ならずの梅

樹齢

  • 約400年以上
高さ

  • 約3m
例年の開花時期

2月上旬から毎年3月後半

「ならずの梅」の名前の意味・由来

花は毎年きれいに咲くのに、今だかつて一度も梅の実を実らせたことがないことで有名になり、いつしか「ならずの梅」と呼ばれているとのこと。

ならずの梅の由来・開花時期と見頃

この梅の木は、1529年(享禄2年/室町時代)の「享禄古図」にも描かれており、もとは海蔵門(南門のあたり)の左脇に自生していました。

その後、時代を下りながら西へ西へと移動して、現在の位置に収まっています。

梅は年数経て10mくらいには達するが、現在のならずの梅の樹高は約3mくらいであるということから、従来からある株を分けて累代したのか、それとも植え替えたのかは定かではない。

平年の開花時期

開花時期は年によって異なりますが、おおむね2月の上旬から開花し始めて、毎年3月後半に梅の花が満開を迎えて見ごろとなります。

ならずの梅の名前の意味・由来と開花時期と見頃

ならずの梅の美しい姿

風情のある姿はとても美しく、思わず心を奪われてしまいます。

安永、天明の頃この梅の木を知る人々の間では『ひんやれ、宮の熱田のならずの梅はやれよいとやれよいと 花はさけども実はならん』などのように歌われていたと云わるほど。

実こそ咲かねど、満開に咲き乱れる花の様子を写真で見ると、薄紅の梅の花が枝一杯に咲き乱れており、とても優美で美しく咲いていて思わず目を奪われるほど。

たとえ実がならなくても、花がこんなに綺麗で見る人の心を和ますならば長年、熱田神宮の境内で大事にされるだけの価値はあるのかなと。

熱田神宮・ならずの梅の場所(地図)

熱田神宮・ならずの梅は、豊年祭が行われる西楽所の北側にある梅の木です。

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