熱田神宮では、三種の神器がお祀りされている大社ながら、他の神社と同じように神前結婚式を執り行うことができます。
人生の幾度とない結婚式、草薙の太刀にお宿りする大神に、2人の熱ちゅ~ぃ♥愛を誓うのはいかがですか?..アチっ!
熱田神宮の結婚式の式次第
熱田神宮では、日本古来の式次第に沿った、厳かな結婚式ができて人気です。
場所は 3 か所から選べますが、内容ほぼ同じです。
ちなみに「式次第」とは、結婚式のオープニングから終宴までの進行のプログラムのことを言います。
順番は前後することがありますが、主に以下↓のような形式で進行して行きます。
参進(さんしん)
神職の方や巫女さんの先導で、新郎新婦・参列者が出発します。
修祓(しゅばつ)
大幣(おおぬさ)で、新郎新婦と参列者の穢れを祓います。
御垣内参拝(みかきうちさんぱい)
本殿に近いところまで行き、神様に結婚のご報告をします。
手水(てみず)
冷たい水で手を清めます。大前挙式では、参進の前に行います。
修祓(しゅばつ)
祓串(はらいぐし)で、新郎新婦と参列者の穢れを祓います。
祝詞奏上(のりとそうじょう)
神職の方が、神様にふたりの結婚をご報告し、ご加護を祈ります。
結盃(けっぱい)
ふたりが 3 つの盃でお神酒を飲み交わす「三々九度」と呼ばれる儀式です。
- 指輪交換
- 神楽
- 誓詞奏上(せいしそうじょう)
その後に、新郎新婦が誓いの言葉を読み上げます。
玉串拝礼(たまぐしはいれい)
玉串と呼ばれる、祈りを込めたお供物を供えます。
親族盃(しんぞくはい)
親族が同時にお神酒を飲むことで、両家が一つになる約束を交わします。
熱田神宮の結婚式の種類(プラン)・場所・挙式の費用など
「大前挙式」
本殿のすぐ西側にある祈祷殿の「長床(ながとこ)」というスペースで行う挙式です。
長床は、ガラス張りの開放的な空間で、本宮の拝殿を臨むことができ、一般の参拝者も見ることができます。
式の中では、熱田神宮のご神体である、三種の神器の 1 つ草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)にちなんだ「みつるぎの舞」の演舞もあります。
美しい神楽のしらべと、優雅な舞を堪能できますよ。
挙式料金
- 15 万円(披露宴まで行った場合の単価)
「儀式殿挙式」
儀式殿は、熱田神宮会館内にある神殿です。
総檜作りの広々とした空間で、本格的な純和風の結婚式ができます。
こちらで披露されるのは「浦安の舞」という神楽です。
「浦安」という言葉は、心の平穏を表しています。
挙式料金
- 12 万円(披露宴まで行った場合の単価)
「みなも神殿挙式」
森に囲まれ水面に浮かぶ、朱塗りの神殿が挙式の舞台です。
親族を中心とした小規模な式に向いています。
開放的な建物ですが一般の参拝客からは見えず、四季折々の景色を楽しみながら落ち着いた雰囲気の中で挙式ができます。
みなも神殿挙式の神楽は「萬代(よろずよ)」です。
挙式料金
- 20 万円(披露宴まで行った場合の単価)
熱田神宮の神前結婚式の申し込み方法(予約方法)
熱田神宮での神前結婚式は熱田神宮会館で申し込むことができます。
熱田神宮会館は、事前に予約をすると、営業時間内はいつでも見学させてもらえます。
土日祝日には、会場のコーディネートも見学できるイベントが開催されます。
また、模擬披露宴や衣装の試着会もある「大結婚展」も、年に2回行われます。
電話番号
- 052-671-0010
営業時間
- 平日:10時~19時
- 土日祝:9時~19時
定休日
- 祝祭日を除く火曜日
熱田神宮の神前結婚式は「挙式のみ」もプランも可能?
なお、熱田神宮には出席者の数に応じて選べる複数の披露宴会場があります。
式と披露宴をトータルプロデュースしてもらえますが、「式のみのプラン」もあるようです。
結婚式の衣装は基本的には提携先の衣装店から選んで借りることになりますが、相談すれば、披露宴で着る 2 着目の衣装は持ち込めるかもしれません。
ただし、持ち込み料がかかりますので注意が必要となります。
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